
昨日は我が家の小さな小さな庭に長年溜まった
落葉達を掃除した。
何しろ長年だから溜まった落葉の底の方は殆ど土です。
そういう土は地面に返すとして、嵩張る落葉、これが面倒。
そいつらを集めて焚き火して
アルミホイルに包んだ薩摩芋でも突っ込んで
ホクホクで甘いね!
とか出来れば良いんだけれども
ここは東京、器の小さな田舎者が集まった街、
落葉焚きでもしようものなら白いチャリに乗ったお巡りさんが
「すんませ〜ん、煙たいって苦情が、云々・・・・」
ってなるわけなんだな。
だからこの辺りでは積もった落葉をわざわざ
買って来たデッカいビニール袋に入れてゴミに出す、
ということをしなければならないわけです。
我が家の事を
「ここさぁ、ジブリっぽいよね!」
という友人が多い。
ジブリはジブリで、落葉や樹液等と格闘しております。
で、落葉と格闘しながら思った。
っていうかこれは格闘じゃないな、
と。
随分昔の話、人間が人間になる頃の話。
多分、樹木があって実りがあって日陰があって
というなかでの人間で、格闘とかそういうのはオコガマしいな
と。
自分より遥か昔からそこにある木に対してそれは無いなと。
現代の考え方なら
そんなら伐ってまえ!、ってなりがちだと思う。
でも若しその木が人間だったら、
と思うと話はまた違ってくるんじゃないかしら。
そう、だから何が良かったかって言うと
落葉掃除っていうのは当たり前のことなんだ、と思えた事。