2011年2月18日金曜日

色々な方から訊かれるウィンカーのレバーの件ですが
無事に装着完了し路上復帰しております。

いやいや無事じゃねえか
クラクションが鳴らなくなってます。
配線を間違えたなこりゃ。
鳴らされた側がプって笑ってしまいそうなほど
情けない音色でクラクションの役目を果たさないのですが
それもこのクルマの大事なチャームポイントのひとつでしょう。
そのうち直します。


箱が素敵なんですよね。
古いものと付き合うとこういう楽しさもありますね。
レバーの長さは以前より短くなりました。
ステアリングコラムの右側にあるヘッドライトのレバーと
ちょうど同じ長さになってシンメトリーな感じで
好ましいです。

それにしてもあんな細いレバー一本で乗れなくなってしまう
というのが不思議よね。
それ以外は全て調子が良くても走れなくなってしまうのだから
大変なことです。



楽器も手直ししてもらいました。
スティント前に衝動buyしたやつをやってもらいました。

そんじょそこらのテレキャスターなんかよりも
固くてペケンペケンの切れ味の鋭いサウンドに唸っていたんだけど
知り合いに
「これ、隙間空いてますね」
て言われて見てみました、ネックのジョイント部分。

そしたらバッチリ空いていたね隙間。

ネックとボディーの間に隙間が空いている楽器ってのは
よくあるんですがその場合は必ずシムが噛ませてある。
でもこれには入っていなかったんですね。
どういうことだろうね。
わざとかね?

というわけで隙間が空かないようにネックを着けなおすと
ブリッジ(ウィルキンソンみたいなやつ)で弦がビビりにビビって、
ビビり上げてシタールのような音色になっちゃった。

スーデラ前日の夜中に大至急ブリッジ交換です。
寝たいんだけど、とか言いながら。
うちに余ってたブリッジを着けてみたけど
なんか、なーんかね、どんよりした音になっちゃったんですね。
音は伸びるようになったのだけれどキラッとしなくなっちゃった。
やっぱりわざとネックとボディ離してあったんかな?



その辺りを解決してもらおうと町田に行きました。

ネックを外してもう一度チェック。
その後再び装着したところ音が変わっている。キラリ。
ネックを装着するということも本当に奥深いものであります。
入れ方、ネジを締める順番等々、素人がやるもんじゃないね。

前と後のマイクのバランスも懸案事項だったのだけど
それも解決してもらいました。
テレキャスターって後ろ勝りのが多いでしょう。
自分の場合は前も同じ位音が立ってないと使いにくい。

何種類か装着して試したけどやっぱり今ひとつ。
結局元のマイクに戻しました。
しつこくウーンと首をかしげているとお店の方から
前のマイクだけトーン回路をバイパスしてはどうか
という提案があり、それを試したところこれが、キラリ。

ヨシと喜んで弾いていると今度は後ろの音がモワっと感じる。
そう、面倒くさい客です、亮ちゃん。

そしたら今度はコンデンサ替えてみましょうと。
高級なコンデンサが着いていたんだけれど
替えてもらったらこれがまた、キラリ。
栗の渋皮がとれた、みたいな感じ。

ブリッジも好みのものに交換してもらいました。


それにしてもこちらの要望に的確に応えてくれるのが凄いなあと
本当に痛み入りました。
格好良い!

今回持ち込んだギターは安くなかったのです。
けどこんなに手がかかるとはね。
そもそも買う時に気付けよ俺、っていうことなんですけどもね
ペイズリー柄に舞い上がっていたんですね。
格好悪い!


逆に言うとそれほど高価な楽器でなくても
しかるべきところできちっと手を入れたら
見違えるような音になる可能性もあるのかなと思います。

部品でコストダウンを図っている場合はよくあるので
その部分に手を入れてあげたら今一な楽器も
愛せるようになるかもね。

無理してカスタムなんちゃらのストラトとか
買わなくても大丈夫よ。多分。



おペトは思い出したように録音したりしています。


カウベルと河村俊秀です。
宜しく。