2012年5月25日金曜日


テレキャスターというギターが好きです
ソリッドボディーのエレクトリックギターの元祖だときいてます
1940年代の終わりにデビューしたそうです
それなのにいまだに現役バリバリってのは凄いことです
そういうものって滅多にありません 


初めて手に入れたギターはストラトキャスターというやつでしたが
中3の終わりの頃にテレキャスターを手に入れました
それは1969年式の残念な改造が施された激安のものでした
そういう育ちの楽器ですからいくら貴重な古いものとはいえ
改造する事に対して躊躇うことは全くなく
少しずつ好みの音が出るようにいじっていきました
そしたら木部以外は殆どノンオリジナルになってしまいました
15歳の頃から弾き続けているのだから
自分はテレキャスター育ちだと思います 


それにしてもどうして好みの音がするんでしょう
それは思春期をテレキャスターと過ごした故の
刷り込みに近いものもあるかと思いますが
やはりリヤマイクが載っかっている鉄のプレートが
そのサウンドの特徴を決定づけているのでしょう
あとは弦の通し方でしょうか
音が速いんですな 

しかしながら問題点がひとつ
それは使っている人が非常に多いということです
問題にする必要もないんですが


するってえと音はテレキャスターだけどカタチが違う
というようなものも我が家にやってきたりするようになりました
そんなこんなでそのプレートが載っかったやつが
こんなに集まってました
同じ機構でもそれぞれ趣が違います 









自分はテレキャスターに限らず
様々なギターのそれぞれの音のキャラクターを
楽しみたいタイプですが
構えたときの弦とボディ、ボリュームノブなどの位置関係などが
最も好ましいのがテレキャスターなのです

2011年11月1日火曜日

Play with headrush by nagaokaryosuke

2011/06/27 "Conbini Presents "RELEASE PARTY!!!"" nite

2011年7月19日火曜日






Modernというギターをよく使ってます
デザインを途中で投げ出したかのようなカタチをしています
先日の神戸での演奏でも使いました

その前のアストロホールでの演奏の前に弦を交換する際
何とはなしにピックガードを外したら可愛らしくて
そのまま本番に臨みました

外す前は買ったときに着いていた白い3プライが着いていたのですが
これはオリジナルではない筈
オリジナルは黒の筈
でもこの白いのも本体とともに年を重ねていて悪くありません
オリジナル至上主義じゃねえし気にしません

再びピックガードを装着する時にふと
別の何か面白いものはないかなと思い立って
千葉のギター屋さんに連絡したところ翌々日には

「日替わりでどうぞ」

というコメントと共に3種類!のピックガードが送られてきました
べっ甲が2種類と銀のパーロイド
それぞれ独特の表情を見せてくれます
ヴィンテージ、ハイエンド、ビザール

楽しい限りでございます!

2011年6月7日火曜日

2006年、友人の作った映像に付ける為につくった音

Lowden1 by nagaokaryosuke

2011年6月1日水曜日


サドル祭りです
急にサドルをガラッと変えたくなった


白い自転車のサドルのステッチが切れて
修理に出したのが切欠です
切れたステッチはブルーにしてもらって判り難いお洒落
気に入りました


黄色いのはチタンのやつに着けようと思いましたが
イマイチ似合わなかったから保留
替わりにハンドルを黄色くしました
昔懐かしいANSWERのTAPERLITEの蛍光イエローを
チラリ覗いたお店で見付けてしまったからです
昔これの蛍光ピンクを着けていたんです
だからつい

TAPERLITEの上にはHYPERLITEってのがあって
ケミカルウォッシュみたいな柄のハンドルバーでした
これは当時高くて手に入れられなかったけれど
今は赤いやつに着けています
気が済みました

黄色いハンドルにはエンドキャップも着けてみました



王冠です
とりあえずコロナとヒューガルデンにしてみました
ちょっと西洋カブレかしらね
日本人なら一番搾りとかスーパードライとかだろうか



うちの紫陽花に蛙ちゃんがいました



磁石でくっついて目が光ります
働き者です



アンプ買いました


このフォントが良いの
好きなカントリー歌手が使っているのと同じやつを
チラリ覗いた楽器屋さんで見付けてしまったからです

でも買って三日目でぶっ壊れたの
ライヴ中に焦げ臭くなって釈迦っちゃったので
本気で二回蹴っ飛ばしました

二ヶ月間修理で預けていたのがようやっと戻ってきました
川口の職人さんにミッチリ診て貰いました
どんな音がするかしらね

2011年3月25日金曜日


これは先月いただいたものです。
俺と同い年のテレキャスター。
これをくれたのは兵庫の歯医者さんです。
「お前と同い年ならお前が持ってろ」
ということでやってきました。
嬉しい。

その歯医者の先生と初めて会ったのは都内のライヴハウスでした。
先生の息子さんに俺がそっくりで
おもわず息子かと思って先生が俺に声をかけたのがきっかけです。

そんな出会いから始まり
年に一度兵庫で一緒にライヴをしたりするようになりました。

数日前に先生に会いました。
今までも年に数回は東京で会うことがあったのだけれど
今回はいつもと違って表情が曇っていました。
いつもは底抜けに明るいのだけれど。

話をきいたら、明日から岩手に赴き検死をするとのことでした。

自分にとってはニュースで見聞きする震災が
急に身近になった一瞬でした。



色々な人が色々なことを言います。
TV、WEB、TWITTER
色々なものが目に、耳に入ってきます。
そのどれもがそれぞれの観点から発信された
本当のことだと思います。

被災した場所やその地域の人々の現状に関するもの
事実に関するものははっきりとした現実として突きつけられて
脳裏に焼き付いていきます。

気になるのはそれらを囲んでいる感情論です。
そういったものに揉まれながら
自分には何が出来るかなあと考えています。

もちろん募金とか支援物資を送るだとか
そういうことはしたのだけれど
それでは届かないような
届かないっていうのは物理的なことではなくて
こちらの気持ちとして落ち着かない
まだ他に何かあるんじゃなかろうか
というような飽くまでも個人的なものなんだけれど
そんな気がしています。


「俺には音楽しかないから」
とかそんなことは絶対に口にしたくない。

被災した人達を目の前にして
「頑張ろう!」とか「負けないで!」
とか口に出来る自信が無い。
気持ちはあっても。

そんな自分には何が出来るかと考えています。

とか考える前に行動しなさいよ、まったく。


あんたのせいか?

2011年2月18日金曜日

色々な方から訊かれるウィンカーのレバーの件ですが
無事に装着完了し路上復帰しております。

いやいや無事じゃねえか
クラクションが鳴らなくなってます。
配線を間違えたなこりゃ。
鳴らされた側がプって笑ってしまいそうなほど
情けない音色でクラクションの役目を果たさないのですが
それもこのクルマの大事なチャームポイントのひとつでしょう。
そのうち直します。


箱が素敵なんですよね。
古いものと付き合うとこういう楽しさもありますね。
レバーの長さは以前より短くなりました。
ステアリングコラムの右側にあるヘッドライトのレバーと
ちょうど同じ長さになってシンメトリーな感じで
好ましいです。

それにしてもあんな細いレバー一本で乗れなくなってしまう
というのが不思議よね。
それ以外は全て調子が良くても走れなくなってしまうのだから
大変なことです。



楽器も手直ししてもらいました。
スティント前に衝動buyしたやつをやってもらいました。

そんじょそこらのテレキャスターなんかよりも
固くてペケンペケンの切れ味の鋭いサウンドに唸っていたんだけど
知り合いに
「これ、隙間空いてますね」
て言われて見てみました、ネックのジョイント部分。

そしたらバッチリ空いていたね隙間。

ネックとボディーの間に隙間が空いている楽器ってのは
よくあるんですがその場合は必ずシムが噛ませてある。
でもこれには入っていなかったんですね。
どういうことだろうね。
わざとかね?

というわけで隙間が空かないようにネックを着けなおすと
ブリッジ(ウィルキンソンみたいなやつ)で弦がビビりにビビって、
ビビり上げてシタールのような音色になっちゃった。

スーデラ前日の夜中に大至急ブリッジ交換です。
寝たいんだけど、とか言いながら。
うちに余ってたブリッジを着けてみたけど
なんか、なーんかね、どんよりした音になっちゃったんですね。
音は伸びるようになったのだけれどキラッとしなくなっちゃった。
やっぱりわざとネックとボディ離してあったんかな?



その辺りを解決してもらおうと町田に行きました。

ネックを外してもう一度チェック。
その後再び装着したところ音が変わっている。キラリ。
ネックを装着するということも本当に奥深いものであります。
入れ方、ネジを締める順番等々、素人がやるもんじゃないね。

前と後のマイクのバランスも懸案事項だったのだけど
それも解決してもらいました。
テレキャスターって後ろ勝りのが多いでしょう。
自分の場合は前も同じ位音が立ってないと使いにくい。

何種類か装着して試したけどやっぱり今ひとつ。
結局元のマイクに戻しました。
しつこくウーンと首をかしげているとお店の方から
前のマイクだけトーン回路をバイパスしてはどうか
という提案があり、それを試したところこれが、キラリ。

ヨシと喜んで弾いていると今度は後ろの音がモワっと感じる。
そう、面倒くさい客です、亮ちゃん。

そしたら今度はコンデンサ替えてみましょうと。
高級なコンデンサが着いていたんだけれど
替えてもらったらこれがまた、キラリ。
栗の渋皮がとれた、みたいな感じ。

ブリッジも好みのものに交換してもらいました。


それにしてもこちらの要望に的確に応えてくれるのが凄いなあと
本当に痛み入りました。
格好良い!

今回持ち込んだギターは安くなかったのです。
けどこんなに手がかかるとはね。
そもそも買う時に気付けよ俺、っていうことなんですけどもね
ペイズリー柄に舞い上がっていたんですね。
格好悪い!


逆に言うとそれほど高価な楽器でなくても
しかるべきところできちっと手を入れたら
見違えるような音になる可能性もあるのかなと思います。

部品でコストダウンを図っている場合はよくあるので
その部分に手を入れてあげたら今一な楽器も
愛せるようになるかもね。

無理してカスタムなんちゃらのストラトとか
買わなくても大丈夫よ。多分。



おペトは思い出したように録音したりしています。


カウベルと河村俊秀です。
宜しく。